私が育児休暇をとっていた時に、ネットでたまたま見かけた『ベビーサイン教室』。
とても気になり、早速問い合わせてみたのです。
なんでも、言葉を話せない赤ちゃんの時に、ベビーサインを使ってママやパパとコミュニケーションがとれるようだ。
電話口に出たのは、50代ぐらいの女の人だった。習うなら、今がちょうどいい月齢との事。
その時、うちの子供は、8ヶ月になったばかりでした。
ベビーサインって?
私が通っていた教室は、全部で6回、18,000円で、少々お高めな教室でした。
土曜日に開催され、パパも参加出来る教室だったので、そのお値段だったようです。
また、近所にはなかったので、毎回、車で30分ほどかけて通っていました(遠い〜)。
教室が開催されるのは、月に2回。
先生が都合がつかない事もあったり、追加でもう6回分、申し込んだので、結局、1年ほど通っておりました。
ベビーサインを覚えると、早くに言葉が出てくるようになる、と言われています。
赤ちゃんは、言葉が喋れないない為、何かを訴えたくても、泣く以外に方法がないのです。
子供の一番そばにいるママでさえ、赤ちゃんのわが子が何を伝えようとしているのか、すべてはわかりません。
そこで、ベビーサインなのです。
ベビーサインを赤ちゃんに覚えてもらえると、ママに今、何を訴えようとしているのかがわかります。
大好きなママに、伝えたいと思っている事がわかってもらえた赤ちゃんは、情緒が安定し、泣く事が少なくなるそうです。
何を訴えようとしているのか、すぐに理解出来れば、ママのイライラ感もグッと減ります。
ひょっとしたら、意思疎通が上手く出来ていない時、ママに
『のどがかわいたから、何か飲みたい』
と訴えているのに、ママが、気持ち悪いのかな〜、とオムツを替えたら、
『おい、ママ!違うよ、飲み物だよ!頼むよ〜』と心の中で言っているのかもしれませんね。
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ベビーサインを体験
教室に着くと、必ず音楽が流れていて、施設内に入ると聞こえてきました。
教室いっぱいにおもちゃが置いてあり、子供も親もリラックスした状態で、レッスンが始まるまでの時間を過ごし、全員が揃うのを待ちます。
たまに、先生お手製のおもちゃも置いてあり、レッスンが終わる頃に、そのおもちゃを頂ける日もありました。
全員が集まると、レッスンは、歌と共に始まります。
先生がパペットの人形を片手にはめながら、歌を歌いながら、一人ずつの前をまわります。
先生が「○○ちゃ〜ん、こんにちは〜」と言いながら、人形の手と赤ちゃんの手で、「タ〜ッチ!」とハイタッチしてくれるのです。
その最初の挨拶の歌が終わると、ベビーサインを教えてくれるのですが、毎回テーマが決まっていました。
テーマは、『乗り物』、『食べ物』、『生き物』、『天気』、『自然』等。
ベビーサインの数は全部でどれぐらいあるんだろう。
先生が言うには、言葉の数だけベビーサインがある、との事。
仮りに物覚えの良い赤ちゃんがいたとしても、すべてのベビーサインをマスターする前に、言葉を発してしまうのではないだろうか。。。
言葉の数だけのベビーサインは必要ないと思うが。。。
教室では、当然の事ながらベビーサインの講義がレッスンの大半を占めます。
当然、一緒に参加している赤ちゃんの中には、泣く赤ちゃんもいれば、寝てしまう赤ちゃんもいました。
赤ちゃんにとっては、1時間という時間は長いようです。
なのでパパと一緒に参加出来たのは有難い。
うちの子が覚えてくれたベビーサインは…
☆美味しい⇒片方の手のひらで頬を2〜3回軽く叩く。
☆もっと欲しいよ⇒カタカナの『コ』の字の形にした両方の手を合わせる。
☆ミルクが飲みたいよ⇒片手で親指と、他4本の指を合わせたり、離したりする。パペット人形に手を入れて口をパクパクさせる要領で。
☆お水をちょうだい⇒のどに片手を当てて、軽く叩く。
☆暑いよ⇒片方の手をパタパタ扇ぐように振る。
先生の話によると、もっと多くのベビーサインを覚えたお子さんがたくさんいるらしいが、うちとしては、上出来だ。
ベビーサインを赤ちゃんに覚えてもらうコツは、赤ちゃんの顔に近付けて、ベビーサインを繰り返し見せる事。
また、動作と同時にベビーサインを見せる事。
赤ちゃんの頃は、視力が十分に発達していません。
また、目で見えている範囲、視界も、とても狭いのです。
もしも、あなたのお子さんに覚えてもらいたいと思ったら、ベビーサインも、赤ちゃんの顔の真正面で行うようにしましょう。
バイバイと手を振る赤ちゃんって多いですよね。
あれも、ベビーサインのひとつなんだそうです。
うちの子は、このベビーサインのおかげか、わかりませんが、早めに言葉を発していましたよ。
是非試してみてくださいね。大好きなママとコミュニケーションがとれると、お子さんはどんどん話ししようとしてくれますよ。きっと。