こんにちは。りこです。
わが息子はこの春、小学1年生になりました。
最初は慣れない通学路、慣れないランドセル、カバンを持っての通学が
大変だったようですが、最近はすっかり慣れた様子でその姿が頼もしく感じられる今日この頃です。
ところで、最近の小学生のランドセルって重たいと思いませんか?
学校で必要だと言われている教科書やノート等を子供と一緒に用意して、そのランドセルを持ってみると、大人の私でもズシッとかなり重たく感じてしまいます。
自分が小学生だった時、こんなに重たかったかな?
だいぶ昔のことなので覚えていません。
いっそ、置き勉とかしてくればいいんじゃないの?と思っていたら、今の小学校って置き勉は認められていないらしい。。。
毎週放送されているNHKのうわさの保護者会という番組で、この置き勉についてとりあげてくれていましたよ。
今の学校事情等も紹介され、私としては参考になりましたのでこちらの記事で紹介させて頂きます。
見逃した方は是非、一読して参考にして頂けたら嬉しいです。
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番組によせられた置き勉の悩み
番組に置き勉についての保護者から悩みの投稿があったようです。
うちの学校では置き勉が認められていません。遠方から通う子供も多く、まわりの保護者も重たいランドセルを背負って坂道を30分以上歩くのは修業のようだと言っています。学校に意見を伝えましたが、今すぐには変わりそうもありません。
~うわさの保護者会~
この日のゲストとして出演されていたクワバタさんも、この置き勉について心配な胸の内を話してくれていました。
「小学生の子供が、教科書、ノートだのなんだかんだランドセルに入れていくとすごくランドセルが重たくなってきてしまっていると思う。学年があがるとどんどん重たくなると聞いているので、今から心配している。」と。
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荷物が重たくなっている原因
昔よりも荷物が重たくなっていると感じるのは気のせいじゃないらしい。
それは、教科書のページ数は、以前に比べて増えているからなのだとか。
2005年度:3632ページ
2015年度:4896ページ
さらにサイズまで大きくなっているので、さらに重たくなっているそうです。
事態を重くみた文部科学省は、
2018年9月6日
『児童生徒の携行品に係る配慮を求める通知』を全国の教育委員会などに出したのだ。
だが、学校に教科書を置く、いわゆる置き勉を認めるよう通知を出したものの実施していない学校もあるのが現状だ。
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なぜ?時代錯誤ではないか
1990年代のIT革命により大人達は、会社で書類ではなくパッドを眺めたりする方向に変わっている。なのに子供達はページを増やす方向になっているのは時代と逆行しているのではないか。
あまり重たいものを持たせると腰痛になってしまうこともあるのではないか。
とゲストから意見が出た。
この意見に対してレギュラーで出演されている尾木ママは、小学生で整骨院に通っていますとブログに書き込みされていた方もいるので、事態は予想以上に深刻な問題となっている、とコメント。
学校側に相談の実例
番組内では、置き勉で悩むホゴシャーズのひと家庭が紹介されました。
置き勉が認められていない小学校に通う小学3年生のお子さん。
子供に荷物を詰めさせると全部ランドセルの横に引っかけてしまうので、歩くときに重心が傾いてフラフラしてしまうのだそうだ。
そのため、重心が傾かないようなるべくランドセルの中に水筒や体育着などもすべて詰めるようにしているそう。
その結果、ランドセルを閉めるのにも一苦労。閉めた後のランドセルは形もくずれていびつになってしまっている状態。
ある週始めのランドセルの中は、教科書、ノート17冊ほど、体育着、水着、体育館シューズ、上履きと、重さをはかってみたら、なんと!6.7Kg。これは2Lのペットボトル3本以上の重さに匹敵するのです。
通学路に20分かかる坂道がありお母さんはとても心配されている様子。
家に帰ってくると子供は真っ赤にして帰ってくる。
その状況で不審者が近寄ってきたら…車が突っ込んで来たら…子供がとっさの対応をとれるのだろうかと不安に感じているそう。
そこで置き勉を認めてほしいと校長先生に相談しに行ったのだそうだ。
後日、番組側で校長先生からの回答をうかがったところ、いくつか課題があるため、当面置き勉を認めることはできないと回答をもらったのだそう。
課題とは以下の3つ。
・宿題などで持ち帰る必要があるものまで置いて帰る子供がいるのでは?という心配がある。
・児童数が多く、小さなロッカーが1個ずつしかない現状がある。教育予算がない中、スペースをどう確保するのか。
・公立の学校なので、一校で置き勉を許可すると準備が整っていない他の学校から不満が出る可能性を考慮しなければならない。
たかが置き勉でしょってかるく考えていたけれど、なかなか難しいのですね。
尾木ママからのアドバイス
この話題の最後の方で尾木ママからアドバイスされていました。
昔は、置き勉が出来ていた時代がありました。でも、できなくなってしまったのにはれこれまでの歴史的背景があるそうです。学校に置いていた教科書に悪意のあるイタズラをされ、いじめにつながってしまった事例があり、持ち帰らせた方がトラブルがおきないというようなこともあったのだ。
また、家庭学習の習慣をつけたいということが2000年後半からおきてきたこともあり、置き勉を認めない学校が増えたのだそうだ。
また、必要な科目だけ持ち帰るというのは、40人いるクラスでの対応は、学校側は苦手とするので、なかなか実際は難しいのだそう。
では、どうしたらよいのでしょうか。
尾木ママのアドバイスとしては、地域の保護者と学校の先生が一緒に子供達のために考えて動くべき。
先生に本音を言えない保護者が多いですが、信頼関係を築くために一歩をふみだしてください、とコメント。
動くのか。。。PTAひとつだって嫌がる保護者が多い昨今、このような問題に積極的に学校に働きかけられる親が実際はどれぐらいいるのだろうか。
置き勉は認めてほしい気持ちはあるけれど。。。
とりあえずは祈るか(汗)
いかがでしたか。
子供が小学生にあがっても子育ての悩みは尽きません。
そんな悩みを日々解決する方法を模索しています。
また、お役に立てそうな情報を更新させていただきますね。
いつも一読いただきありがとうございます。