うちの子供は、公衆の場でジッとしていてくれないのです。
3歳までは、特に大変でした。
ファミリーレストランに行けば、椅子の上に立ち上がったり、ピョンピョン跳ねる。
スーパーに行けば、寝っ転がる。
洋服屋では、走り回る。
その為、子供と公衆の場に行くのが億劫になっていたのです。
子供向けコンサートに応募してみた
子供が4歳になってからのクリスマスの時期に、家に届いたダイレクトメールに「クリスマスコンサート」の案内が載っていたのです。
そのチラシをうっかり捨てるのを忘れて、テーブルに置いておいたら、子供がそれを見つけて行きたい!と言い出したのです。
子供がジッとしてられないんじゃないかと心配して、パパに相談したら、子供向けだし、大丈夫じゃない、との事で応募してみる事にしたのです。
応募といっても抽選なので、行けるかどうかもわかりません。
しかも、アンコール付きの夕方から始まる回のみに申し込んだので、当たる確率はより少なかったのです。
この回は、毎年、人気のようです。
それから、しばらくして、当選結果が届きました。
『当選、おめでとうございます』
当たった!やった!行ける。
子供と抱き合って喜びました。
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キャラクター達と会場のみんなとの一体感
会場に着くと幼い子供を連れた親子でいっぱいでした。
会場のロビーに、巨大なクリスマスツリー。
そのツリーの前に、記念写真を撮る親子の長蛇の列が長い、長い。
子供は、あまりにもの人の多さに少し驚いた様子でした。
でも、子供の大好きなキャラクターのポスターを見て、テンションが上がってきて、ピョンピョン飛び跳ね始めてしまいました。
周囲を見ると、子供と同じぐらいのお子さんが、またうちの子供と同じようにピョンピョン跳ねている子もいるので、ちょっとホッとしました。
会場の入り口で、キラキラカードをもらいましたが、最初、
『何だろう?クリスマスプレゼントかな?』と思いながら、会場に入場。
席は、すべて指定席なので、自分達の席を探して席に着いて、あらためて周囲を見ると、
会場は、幼い子供達、赤ちゃん達でいっぱい。
みんなキラキラカードを持っているので会場中がライトの反射もあって会場全体がキラキラ輝いていました。
いよいよ開演。
子供は、食い入るように見入っていました。
子供の大好きな絵本やテレビでお馴染みのキャラクター達がストーリーを展開させていくのです。
話しの途中、途中何度か、キャラクターが会場の子供達に質問する場面があるのです。
「会場のみんな〜、知らない人が親切にしてるよ〜、ついて行っていいのかな〜?」とか、
「会場のみんな〜、約束やぶっていいのかな〜?」等。
会場に来ている子供達と一緒になって、うちの子供も、「ダメだよ〜」とか、「いいよ〜」等、大きな声で答えていました。
ストーリーが進むごとに、どんどん盛り上がるような展開になっていて、そのアイテムとして、会場の入り口で配られたキラキラカードの出番。
キャラクター達が会場の子供達に向かって、
「会場のみんな〜、もっともっとキラキラカードを振って!」と声をかけます。
会場全体が、キラキラでいっぱいになります。
「もっと、もっと〜!」キャラクター達があおるように会場の子供達に呼びかけます。
子供達が一生懸命キラキラカードを振ります。
うちの子供も、一生懸命キラキラカードを振ってました。
なんか会場全体が一体となって、みんなでキラキラカードを振っている迫力は本当に凄かったのです。
盛り上がる会場の中、キャラクター達が会場の子供達のところに降りてきてくれてますます、会場はひとつになりました。
また、その中で自分の子供が他の子達に負けないぐらい、一生懸命キラキラカードを振っていたり、
キャラクター達の呼びかけに一生懸命、大きな声で答えている姿は、ちょっと感動して涙が出てきました。
コンサートが終わった後、キャラクター達に会場外で会えなかったのは、ちょっぴり残念だったでしたが、こういう経験させてあげられる時期も限られています。
もしも、お子さんがまだ、このようなコンサートに行った事がなければ、どうぞ、家族と一緒に経験してくださいね。
きっと、心に残る経験の1ページになる事だと思います。
お子さんにとっても、パパ、ママにとっても。