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レスポ

演奏会で、本物を見よう。


保育園から、頂いたチラシの中に、『子供向けクラシックコンサート』の案内があった。

市で運営している楽団によるコンサートで参加料金も大人1人1.000円とリーズナブル。

でも、クラシックかぁ。。。

うちの子供に、クラシックを聴かせたくて、子供が赤ちゃんの頃に聴かせていたが、まるで興味なし。

『大丈夫かなぁ…』

興味はあるものの、申し込むのに躊躇した。

「Kちゃん、クラシックコンサートに行きたい?」と子供に尋ねると、

「行きたい、行きたい!」と即、答えてきたので、

『じゃ、行ってみるか』と決断をして、申し込んだのです。

初めて見た。オーケストラ

会場に着くと、着いた順から会場に入り、席は自由に座れました。

会場を見渡すと、3歳〜5歳ぐらいのお子さんを持つ親子が一番多かったように思えました。

その次に小学生の親子連れが多かったかな。

いよいよ、演奏会が始まり、幕が開いた時、子供は驚いた様子で、

「何、あれ?大きい音!」

と私にしきりに尋ねていました。

おそらく、うちの子供のような初めてオーケストラを見るお子さんが対象のようで、

指揮者が、オーケストラを構成している楽器を紹介してくれたのです。

それぞれの楽器が紹介される度に、楽器の音を鳴らしてみせてくれたので、うちの子供は、楽器の音が鳴る度に、

「わ〜!」と歓声をあげていました。

司会のお姉さんの進行で、コンサートが進められていきます。

子供向けコンサートなので、演奏曲も、『となりのトトロ』や『アンパンマン』等、子供達にとっても、ほとんどがお馴染みの曲ばかりでした。

子供と一緒に口ずさんでいたら、周りのお子さん達もお母さん、お父さん達と一緒に手拍子しながら口ずさんでいました。

本物のオーケストラによる演奏は会場全体に響き渡り迫力も満載でした。

私自身は、クラシックコンサートをだいぶ昔に一度見に行った事ありましたが、正直、私のような凡人にはよくわからず退屈だったような記憶がありました。

でも、子供向けとあって、1曲も比較的短く、親しみやすい曲ばかりで私のクラシックコンサートに対するイメージが変わりました。

親も楽しめるのが嬉しかったです。

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<指揮者って格好いい!

コンサートの途中で、『指揮者を体験する』というコーナーもありました。

会場の子供達の中から、選ばれた子供が舞台にあがり、本物の指揮者がその子供に、指揮の仕方を教えてくれるのです。

このコンサートに来るのが、初めてではない子供達も、たくさんいるようで、

「指揮者を体験したいお友達、手をあげて!」と司会のお姉さんが言うと、

慣れている子供達は、そう言われると、ピーンと手を真っ直ぐにあげていました。

そのようにすると、選ばれやすい事を経験から知っているようでした。

うちの子供は、恥ずかしがって手をあげようとはしてませんでした。

せっかくのチャンスなのに、親としては残念な気持ちになりました。

私が参加した回では、3人の子供が選ばれていました。

選ばれた子供は、指揮者の言われた通りに指揮を行うのですが、そこは、年齢が上の子ほど、上手に指揮をしていました。

演奏は、子供の指揮した通りに演奏されるので、たどたどしい指揮だと、演奏もたどたどしく演奏されていたのです。

その様子が、とても面白く会場からも大きな笑い声がおきていました。

それでも、選ばれた子供達の目は真剣そのもの。

うちの子供は、その姿を見てぼそっと

「指揮者、格好いいね」

と言っていました。

コンサート時間は、途中30分の休憩を入れてトータルで2時間でした。

コンサートが終わった後、子供は、指揮者のマネをして両手を左右に一生懸命振っていました。

幼い頃に、クラシックコンサートを体験させるのは、本物に触れさせるという意味でもおすすめです。


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