寒くなってきた!
また、こんな季節がやって来た。
そうすると必ずうちの子供は、鼻水をタラタラ流し始めるのです。
もう4歳なんだし、そろそろ鼻をかめるようになってもいいんじゃないかしら?
相変わらず出てきた鼻水を腕でふく、鼻をすする等している様子で鼻をかんでいる姿を見た事がありません。
鼻をかむ感覚
「鼻をかんでみて〜」と子供に言っても、そのやり方がよくわからないのです。
「フンだよ!フン!フーン!」と私が鼻から息を出して見せてもよくわかってくれないうちの子供。
鼻から息を出すという単純明解な動作なのに、なぜ理解出来ないのだろうか。
私が幼い時に親から教わった覚えはない。
気付いたら出来ていたのだ。
だから、あらためて教えようとしてもどうして良いかわからないのだ。
自分で鼻をかんでみたら、なるほど口を閉じている事に気付いた。
「口を閉じてみてよ!それからフン!と鼻から息を出してみて!」と子供に言ったら口は閉じてくれたけれど、鼻から息を出せずティッシュで鼻をふきふき。
『えー⁉︎なんでー⁉︎』
鼻をかむ感覚というのをどうやって教えれば。。。
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ママ友に聞いた方法で
保育園でよく会う保育園のママ友に相談したら、ティッシュを小さくちぎって子供の鼻に入れるというもの。
早速、うちの子供にやってみたのです。
まず、ティッシュを鼻に詰めるのを嫌がったが、ごまかしごまかし鼻にティッシュを入れた。
「これで、フン!とティッシュを飛ばしてみて!」
すると、子供は「フン!」と言いながらやろうとするのだ。
「違うよ!口閉じてフン!だよ」
そう言うと「わかんな〜い」と、鼻に入れたティッシュを取り出す子供。
お友達はこの方法でうまくいったようだけど、うちの子供には駄目だこりゃ、なのだった。
こんな方法で
うちの子供は、スイミングスクールに通っています。
そのスイミングスクールでは、様々な基礎練習をしているのですが、その中に口や鼻からブクブクと息を出す練習があるのです。
うちの子供は、お風呂の中でも面白がってよくそのブクブクをやっているのです。
ある日、私はいつものその光景をぼんやり見ていて…そっかぁ‼︎と思い立ち、子供に鼻のかみ方についてあらためて教えたのです。
「鼻からブクブクしてみて!」とティッシュを子供の鼻にあてました。
子供は、鼻から少ししか息を出さないので、鼻水はほとんど出ませんでした。
私:「もっと大きなブクブクやってみて!」
子供は、鼻から音を立てながら鼻から息を出してくれました。
見事、鼻水が半分くらい出たので拭き取りました。
子供:「鼻、かめた?」
私:「鼻をかむ事が出来たね」
子供は、やった!と嬉しそうに喜んでいました。
まとめ
鼻をかむ感覚というのは、鼻をかんだ事がない子供にとってはわかりにくいようです。
鼻をかむ事を何気なくしている大人からすると『鼻から息を出す』という単純な動作です。
けれど、それをやった事がない子供に理解させるのには、目に見える形の方が理解しやすいのかもしれません。
うちの子供の場合は、失敗してますが鼻にティッシュを入れて、鼻息で出す方法で上手くいっているお子さんもいます。
そしてうちの子供のように、鼻から息を出すのを水中で行う事で息があぶくとなって見える形になる事で理解する場合もあります。
お子さん一人一人に合った理解しやすい方法で取り組めば『鼻をかむ感覚』を必ず理解してくれ、やがて自分で出来るようになっていくのではないかと思います。