お友達:「ママ、リュック持ってて」
お母さん:「Hちゃんのリュックだよね。ママは、両手ふさがってるよ。自分の荷物は自分で持つ」
そう言われながらも、ちゃんとリュックを背負うのです。
本当によくしつけられているお子さんが、うちの子供と同じクラスにいるのです。
そのお子さんにとってお母さんの要求は絶対のようで、ちゃんとお母さんの言うことに素直に従うお子さんなのです。
すごいな…比べちゃいけないけれど、うちの子供なんか…。
甘やかしている?
ある日の光景。
お友達:「ママ、バッグ持ってて」
お母さん:「Hちゃんのバッグだよね。自分の荷物は自分で持つ」
やってる。やってる。いつも保育園の玄関で見かける光景。
と微笑ましく見ていたのですが、いつもと様子が違ったのです。
その時ばかりは、お友達がいやにグズり出したのです。
お友達:「いつも持ってるじゃないか!今日は、持って!」
お母さん:「Hちゃんのバッグだよ。置いていっていいの?ちゃんと自分で持って」
そのようなやり取りが数回繰り返された後、お友達は、涙を浮かべながらしぶしぶバッグを持ったのでした。
お友達:「ママなんか、嫌い!」お友達は、大きな声でそう叫ぶと、バッグを持ったまま玄関の前にいる他のお友達のところにかけて行ったのです。
お友達のお母さんは、気まずそうに「いつまでたっても甘えん坊で…甘やかさないように気を付けてるんですが…」と話ししていたのです。
今、見た言動について、甘やかす事なのだろうか。。。
私には、素朴な疑問が浮かんだのでした。
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甘えと甘やかすは異なる?
甘える事と、甘やかす事ってそもそも異なるのではないだろうか。
子供が幼ければ、幼いほど親に甘えたいと言う欲求は強いものだと言うのはよく知られていますよね。
子供が甘えたいとサインを出している時、それを受け入れたら甘やかす事につながってしまうのでしょうか。
例えば先ほどの『ママ、今日はバッグ持ってて』、子供が発したこの言葉は、甘える言動?甘やかす言動?
その線引きは、難しい。
でも、この場合については、いつもはちゃんとママの言う事をきいて自分の荷物を持っている子供が、言い出した要求。
しかも『今日は…』と言っていたのです。
実際、そのお友達は、前日まで風邪をひいて休んでいたので、体調が本調子でなかったのかもしれません。
ならば、「ママ、今日はバッグ持ってて」と言う要求は、受け入れてあげたほうがよかったのでは?と思うのです。
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心身の成長の為に
幼少期に十分に甘えさせてもらえた子供ほど自立するのも早いと言われています。
それだけ心身の成長を促すという事なのでしょう。
甘えさせてあげる、と甘やかすの線引きは難しい状況が多々あります。
でも普段は、きちんとやれているのであれば、たまに言い出すのは、それは『甘えている』と捉えてよいのだと思うのです。
このような状況に対して親として、どのように対応するのが正解なのか判断に迷う日々です。
育児本には詳しくは、書かれていないので、余計に判断に迷いますよね。
これからも、そんな悩みをテーマに取り上げていきたいと思います。
お互い、子育て頑張りましょうね。
最後まで読んで頂いて有難うございます。
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