「Kちゃん、右向いて」
「爪切るから、左手出して」
うちの子供は、もう5歳になるが、まだ右、左がよくわかっていなく、右と言えば左、左と言えば右を見たり、出したりするのです。
そろそろ覚えてくれよ〜。
親の願いもむなしく、堂々と右手、左手を間違えるうちの子供。
良く言われている覚えさせ方について
今、雑誌やネットを見ると、覚えさせ方があるようで色々紹介されています。
『なるほどね』
雑誌やネットからの情報に妙に納得した私は、早速うちの子供に試してみたのです。
まずは、一番良く言われている『利き手が右手』と教える方法。
私:「Kちゃん、スプーンを持つお手手が右手だよ」
子供:「スプーン…」
しばらく考える子供。
そして、左手を出して私の顔色を伺う子供。
眉をひそめた私の顔を見て、やっぱり違うと思ったのか慌てて右手を出す子供。
何回か試したけれど、たまに右手を最初から出す時もあるが、理解出来ているか、という点については、かなりあやしい。。。
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海外で行われている方法について
海外で行われている方法の中に、人差し指と親指でアルファベットの『L』の字を作る方法というのがあるのです。
『L』の字になる方が左手だ。
早速、うちの子供に試してみたのです。
私:「左手出して!英語のLの字になる手だよ」
子供:「エル…」
子供が指でLの形にしながらしばらく考えていました。
そして出した手は、両手。
何回かトライしてみましたが、結果は、先の『スプーンを持つ手』の時と同じような結果でした。
両手を出したり、左手を出したり、右手を出したり。
そもそも、まだひらがなも鏡文字になっているような年齢で、アルファベットをツールとして使う事自体間違えていたのかもしれません。
先生からのアドバイス
そこで保育園の先生に相談してみたのです。
先生がアドバイスしたのは『靴の内側に絵が付いたものを使って、絵を左右合わせるというもの』でした。
でも、これは左右の靴を間違えずに履く事は出来るようになると思いますが、左右を覚えられるかと言われるといささか疑問です。
せっかくアドバイスを頂いたのですが、実践はしませんでした。
遊びの中で
結局、うちの場合は繰り返し覚えさせていくのが一番であった。
「赤あげて!白あげて!」という遊びは知っていますか?
うちの場合は、それをアレンジして、「右手あげて!左手あげて!右手さげないで左手さげる」というような遊びをしたのです。
遊びの中に取り入れると、うちの子供は大喜びで遊んでくれますし、自然と繰り返すようになるので、だんだんと右手、左手を覚えていってくれるようになりました。
まとめ
世の中には、左右の覚え方について色々な方法があるようです。
でも、○○が右手、○○が左手というような覚え方は、子供が一旦頭の中で考えなければなりません。
それでは、とっさの間に右、左を判断出来るようにするのには時間がかかってしまいます。
結局は、繰り返す事が大切なのです。
左右以外の他の事においても、一般的に繰り返す事が重要だと言われていますが、それは瞬時に理解し行動出来る為なのです。
ただ繰り返すのは、つまらない作業なので私のように遊びの中に取り入れる等の工夫は必要そうです。
お子さんに左右を覚えて欲しいと思った時には参考にしてなれば嬉しいです。