こんにちは。
日々の子育て、お疲れ様です。
今日、うちの子供が誰の力もかりずに一人で風船をふくらませることができました。
とそこまではよかったのですが、調子にのりすぎて、袋にあった風船をすべてふくらませてしまい部屋中はメルヘンチックな夢のお部屋のような色とりどりの風船でいっぱいに。。。
さらに調子にのった息子は、「もうひと袋かってきて!」とさらっと私に頼んできたのです。
風船なんてそんなに高いものではないので、買ってあげることは問題ないのですが、「なんでもさらっと、あれ買ってきて!」とか「これ欲しいから買いにいこうよ!」とかおねだりしてしまう子供の態度にいささか不安を覚えたのでした。
NHKで毎週放送されている『うわさの保護者会』という番組で、ちょうど子供にお金の価値を伝える方法について、とりあげてくれていたので今回は見逃した方のために、こちらのブログでご紹介させて頂こうと思います。
子供にしっかりお金の価値を理解してもらうには何か方法があるのでしょうか。
それではいってみましょっ。
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お金という概念
電子マネーが出てきた時代、昔よりも安易に物の購入ができるようになりました。
便利である反面、お金が目に見えないからこそ、その価値を子供たちに伝えることが難しい時代にもなってきたのです。
あなたは、お子さんにおこづかいをあげていますか?
使い道はどのようにする等、ルールを決めていますか?
子供としては、おこづかいの使い方はその時に使いたいと思ったことが一番したいことなのです。
ルールをあまりにこまかく決めてしまうのは、かえって子供がお金の価値を理解するチャンスを奪うことにもなるのだそうです。
専門家が番組内で以下のようにコメントしていましたよ。
日本は、お金というものは、『不浄である』という概念が強く、人前でお金のことを言うのは下品であるということが日本文化の中にあるのです。
そのため、子供をお金から遠ざける傾向にあるようです。
だからこそ、そうした概念、考え方を変えていく必要があるのだと。
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お金の話をすることの大切さ
お金というものを子供から遠ざけるのではなく、積極的にお金について話をすることが大切なのです。
話をする内容も子供の発達の応じてではありますが、たとえば。。。
・イベントの費用について(このぐらいのお金がかかったんだと実際の経費を説明)
・光熱費について(今月は、前の月より増えたのはどうしてか等を話し合う)
・進学費用について(将来、どれだけのお金がかかるのかを説明)
保護者とお子さんの中で話しやすいところから始めればよいのだそう。
こうした専門家の意見を聞いて、番組内のホゴシャーズの中には、お金の話をしすぎたのか、子供が遠慮の気持ちをあらわすようになったと体験談を話す保護者がいました。
『行きたい学校があるけれど、お金がかかるから無理だよね』と子供から話されたそうです。
確かに。。。子供からこんなこと言われたらかなしくなりますよね。
行きたい学校なら、多少無理してでも行かせてあげたいと思うのが親の本音ですしね。
だからと言って、本当に無理な金額であれば、やはり諦めてもらうしかないですし、難しいですね。
親は『お金を使うな』という方を教えることに終始してしまう傾向があるので、子供が、お金の使いどころを知らないまま大きくなっていってしまったのではないかという意見も出ていました。
その他、番組内では、お子さんと一緒にこれからかかる進学費用について実際に一緒に算出したご家庭が例に取りあげられていました。
高校3年間にかかるお金
必要なもの | 単価 | 回数 | 3年分 |
定期代(6カ月分) | ¥75,000 | 6 | ¥450,000 |
消耗品(コンタクト等) | ¥3,000 | 18 | ¥54,000 |
服・美容費 | ¥10,000 | 12 | 120,000 |
勉強関連(問題集等) | ¥5,000 | 12 | 60,000 |
食費(昼食代等) | ¥2,000 | 52 | ¥104,00 |
その他 | … | … | … |
~うわさの保護者会~
トータルすると合計¥1,040,000になったそう。
そのご家庭では、お母さんが、この算出結果をもとに高校生になったばかりのお子さんに、¥1,000,000を渡し管理をまかせたのだそうだ。(思いきっていますね。)
実際、その管理を3年間見事にやってのけたお子さんは、今は立派な社会人になっているのだそう。
これは、すごい。。。
番組のゲスト達もとても驚いていましたよ。
うちの子供が高校生になった時に同じことは到底できませんが。。。
お子さんを信じているからこそ、お母さんのおもいきりがあったからこそ、出来たのかもしれません。
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番組で提案されたアイデア
番組の最後の方では、子供にお金の価値を伝える方法として、尾木ママ、ゲストで出られていたパックン、ホゴシャーズからこんなアイデアが出されていたましよ。
・いくつか選択肢を天秤にかけてみることで正しい判断ができるのではないか。
・無駄遣いをしてはいけない、と教えるのと同時にお金と言うのは、こういう時に使うんだということを教えることが大事。
・生きたお金の使い方を学ぶには一定程度失敗も必要。その失敗をお母さんに叱られたり、そのやりとりもすごく大切。
うちの子供には、幼児の頃に財布を持たせるようにしています。
そのことによって、自分のお金という意識が芽生えお金の価値は少しは感じているようですが、まだまだです。
こちらの番組で子供の対話を大切にした方がいい、と何度も言っていたように、今後はお金の話を積極的に子供に話しするように意識していこうと思っています。またこの効果が出た時には、こちらの記事を更新させて頂きますね。
いつも最後までよんで頂き、ありがとうございます。