「今日は、泣いてない?」
「大丈夫だった?」
そんな風につい子供に確認してしまう程、うちの子供は泣き虫だ。
なぜ泣くのか。
どうやら悔しくて泣いている事が多いよう。
泣きながら、お友達に怒っているうちの子供の姿は、一時、よく見かけていた事がありました。
感受性が育っている?
なぜよく泣くのでしょう。
理由は、気持ちがいっぱいになりやすいのです。
悔しい!という気持ち、それは誰にだってあるものです。
ところが、悔しくて泣いてしまう子供の心理としては、自分の悔しい気持ちをわかって欲しい、ただそれだけなのです。
大好きなお母さんがそばにいれば、尚のこと、お母さんに気持ちをわかって欲しくて泣いてしまうのです。
まだまだ発達途中の子供にとって感受性も発達段階なのです。
泣いたり笑ったりしながら、感受性は育っていくのです。
なので、子供が泣く事は健全に成長している証しなので深刻に悩む必要はないのです。
でもよく泣くわが子を見るとつい心配になりますよね。
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大人だって悔しくて泣く
大人である私達も悔しくて泣いてしまうのです。
でも表面的に泣くのではなく、心の中で泣いてしまうのです。
心の中で泣いているので、その涙には、他人は気付きません。
泣いてしまった自分自身でさえも。
どうして涙を見せなくなるのでしょうか。
それは、ストレスを抑圧するだけの精神力を持っているからです。
幼い子供は、ストレスを抑圧する術を知らない子供は、感情のまま表現しているのです。
様々な経験を通していくうちに感情を抑えるという事を覚えていくのです。
ただ大人の場合、抑圧し過ぎてうつ病等の病を発現する事があります。
そのような精神的な病の療法のひとつに『思いっきり泣く』事が挙げられているのは、泣く事がメンタル面にいかに良いかと言う事なのではないでしょうか。
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泣いている時の正しい対処法
『すぐ泣く』これは、仕方のない事なのです。
生まれ持った性格も影響しているので、すぐに泣く子供をなかなか泣かない子供に変える事は不可能です。
ならば、泣いている子供には、どう接するのが正しい対処法なのでしょうか。
これは、私の経験ですが、まずは泣いている原因に寄り添ってあげる事です。
子供に泣いている理由を聞くと、原因となっている事を話ししてくれる場合もあります。
「○○くんが、ぶったんだよ〜」
「僕は、悪くないのに〜」
子供が話ししてくれた言葉をまずは繰り返しましょう。
上に挙げた例で言うと…。
「○○くんがぶったんだ」
「僕は、悪くなかったのにね」
のように言ってあげるのです。
うちの場合は、一旦、子供の気持ちに寄り添った上で、お母さんが伝えたい事を子供に語りかけてあげるとよいようです。
子供が泣いている時には、とにかく子供の気持ちを落ち着かせる事に注力するのです。
言葉をうまく発せない小さなお子さんの場合は、「そうか、そうか」という言葉かけでも良いのです。
『悔しかった』
『悲しかった』
そういった子供の気持ちをお母さんが受けとめる事で子供の気持ちは満足していくようです。
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うちの場合、こうする事で子供がむやみやたらにすぐ泣く回数というのが減っていったように感じています。
まだまだ泣き虫な息子ではありますが、これも健全な成長をする為に必要な事と捉える事で、私自身の気持ちも楽になりました。
お母さんの気持ちが楽になる。
これ、意外と大事!
お母さんの笑顔が増えれば子供の情緒は安定すると言われているのです。
子育ては、日々悩みが尽きないですよね。
お互いに頑張りましょうね。
あなたのお子さんも必ず何か成長しているはずだから。