こんにちは。りこです。
日々の子育て、今日も頑張っていることと思います。
本当にお互いにお疲れ様です。
突然ですが、お子さんにはどのような人間になってほしいと思っていますか？
優しい人ですか？クリエイティブな人ですか？頭のよい人ですか？運動神経が優れた人ですか？
どれもいいですよね。
私は、頑張り屋さんになってほしい、そんな強い心を持ってほしい、というのが望みのひとつです。
子供を持ってみると、色々と欲が出てきてしまいます。
健康で元気でいてくれることが何より一番だけど、できたらあれもこれもできてほしい。
望み出したらきりがありません。
そんな望みのひとつ、『頑張る力』これはどうやって養われていくのでしょうか。
今日は頑張る子供を育てるために、気づいたことがあったので
こちらの記事で紹介させて頂きます。
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怠け者だった甥っ子
頑張り屋さんの育てるためには、何が必要か。
その答えに気づかせてもらったのは、私の甥っ子の存在です。
この子は、頑張り屋さんなのです。
本当に目標を立てたらまっしぐら、とても努力家なのです。
でも、この子が小さい時から頑張り屋さんだったかと言うとそうではなかったのです。
習い事に通わせればよくさぼり友達と遊んでいたり、塾に通わせていたら、ある時、勝手に退会届けを出していて、親もびっくりするようなことがあったり…明け方まで帰ってこないと心配していたら、漫画喫茶で友達と遊びに出かけていっていたり等、むしろ怠け者といった方がよいのではなかったでしょうか。
そんな彼がどうして、そんな努力を惜しまないような性格に変わったのでしょうか。
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うちって恵まれているんじゃなかったの？
自分が欲しいものは、なんだかんだ手に入る。彼が幼い頃はそんな風に感じていたのだと思います。
わりと裕福な家で、子供が欲しがるおもちゃは買ってあげていることが多かったようです。
それは食べ物にもあらわれていて、いつかケーキをお土産に買って遊びにいった時のことです。
その時に、そのケーキをみて、「これは○○のケーキだよね。。悪くないけど、今度、買ってくる時には○○のケーキにしてね。」とその甥っ子に言われたことがあったのでした。
その当時は、嫌なこと言うな…なんて思いながら苦笑いしていたのですが、今思えば、良いものの価値をよく知っていたのかもしれません。
そんなわけで、彼のおうちは恵まれていた環境で育ったのです。
そのままの環境だったら、あんな頑張り屋さんになったかどうか、今思ってもわかりません。
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お金がない事実を知る
ところが、そんな恵まれていた環境もいつまでも続かなかったのです。
甥っ子の祖父が倒れ、その入院費用等を肩代わりしたこともあり、裕福な生活は出来なくなってしまったのでした。
そんな事情から、家では『うちにはお金がないから…』といった話題がよくあがっていたようです。
ただお金がないと聞いただけなら、甥っ子もピンときていなかったと思うのですが、学校のクラスのみんなが当たり前のように持っている携帯やゲーム等は、もちろん買ってもらえなかったので、お金のなさは身にしみて感じていたようです。
そんな甥っ子も、いよいよ大学を受験することを意識しだした頃、偶然にも、父母の大学費用に関わる会話を陰で聞いてしまったのでした。
聞いた会話の内容は、『甥っ子を大学に進学させるだけの費用がないからどうしよう…』というものだったそう。
彼には、兄がいます。兄は大学に進学しましたが、奨学金制度を利用していたのでした。
弟の分も奨学金に頼るしかないというのは覚悟していたようですが、学費だけではなく、他にも色々かかる費用さえも、工面が難しいという事情があったようです。
その為、その頃からお母さんがパートをやり始めることになったのですが、同時期に誰に言われたわけでもなく、その甥っ子は、高校生でバイトをやり始め、バイトから帰ると夜中まで勉強するようになったそうです。
予備校に通えるお金もないので、家で常に勉強していたようです。
兄と同じように大学へ行きたいと思ったのでしょう。
そして、彼は今、大学一年生。晴れて、彼の第一志望校に合格したのです。
お金ないから…という事情を知ると、進学をあきらめるなんて気を遣うお子さんも出てきてしまうのではないか。
そんな気を遣われるとなんだか親としてさみしくなる、お母さんならそう思いますよね。
でも…自分がやりたいもの、欲しいものが簡単に手に入る環境だと、人って頑張れないのではないでしょうか。
自分が頑張ることで、欲しいものが手に入るという経験を子供に積み重ねさせる。そういった環境作りをしていくことこそが大事なのかもしれません。
まだまだ続く子育て。大変な日々ではありますが、頑張り屋さんになって欲しい、そんな子供になって欲しいと願う日々でもあります。
かと言って今のところ、そんな環境は作り出せていないのですが…
また、お役に立てそうな子育て情報を更新させて頂きますね。
最後まで読んで頂きありがとうございます。