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運動会、発表会で棒立ちだった息子が激変した!


あ〜、まただ。

子供の姿を見て内心ガッカリ。

お遊戯会、運動会と保育園での催し物でダンスや体操をちゃんとやってくれないのだ。

踊れないのじゃない。

体操の動きがわからないのではない。

やろうと思えば、他の子達と同じようにやれるのだ。

なぜ、それがわかるかって?

家の中で、保育園で教わったダンスや体操をやって私の前でよく披露していたからだ。

なのにだ。なぜか本番になると棒立ち。ただただ突っ立っているのだ。

どうした!我が息子よ。

あまりの動きの無さにかえって目立ってしまう我が息子。

『うご〜け〜』と念じてしまった事もある。

はてさて、どうしたら良いものか。

ダメ出しは禁句

禁句の言葉

子供なりに理由があるのだろうか。

そこで子供に理由を聞いてみた。

「ねぇ、どうして運動会になると踊らないの?」

「おどったよ!」

「踊ってないように見えたけどなぁ」

「おどったのに、ママが見てないんだ!」

子供は、ますますご立腹。

子供に駄目出しをしようと思っていたわけではないのに、結果として、子供にとっては、私から駄目出しをされた感じがしたようで、やる気をますます失わせてしまう事になったのだ。
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実は、周りが気になるタイプ⁈

キョロキョロする子供

ある日、子供と一緒にお風呂に入っている時に「いやだな〜、運動会。」とつぶやいた息子。

「どうして?」と理由を聞いてみると、意外な事を言い出したのです。

「緊張するんだよ。みんな、見ているし…」

「大丈夫だよ!そんなにちゃんと見ていないから」と笑いながら言ったら、「ママ、見てないの?」と息子。

「いやいや、そういう意味じゃなくて…」と私。

『いや〜、難し〜い』なんと言ってあげたら良いものか。。。

「お友達のママもおばあちゃんもおじいちゃんもみ〜んな、カボチャだと思えばいいんじゃない」

私が幼い頃には、よく親にこう言われていた。

これを聞いた息子。

意外にも笑いのツボだったようで、ゲラゲラお腹を抱えて笑いだしたのです。

「カ、カボチャだって!アハハハハハ」と笑いがとまらない息子。

『えっ⁈面白いか〜?…』と内心不思議な気持ちの私。

今でも通用するおまじないなのかな?

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ママが一緒に楽しんでみる

親子で楽しむ

「今日も練習したの?」

あくまでもさり気なく聞いてみた。

うん、とうなずく息子。

『踊って見せてほしいな〜。』

でもそんな事言い出したら、ますます踊る意欲無くしそう…。

内心そんな事を思いながら、食事の支度をしていた。

そうか…、と思いつきで、子供に聞いてみた。

「ねぇ、ママも覚えたいな。運動会の踊り。こうやるのかな〜。」とデタラメな踊りを子供の前で踊ってみせたのだ。

それを見ていて、思わず踊りを踊り出した息子。

「違うよ!こうやるんだってば!」

と手取り足取り私に教えてくれたのである。

やる気満々で教えている息子。

この意欲だよ!本番でも出しておくれよ!

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情景を想像させる

想像する

そんな風に、子供に先生になって一緒に踊りの練習をしているうちに、自ら私の前で踊りを披露してくれるようになったのです。

ただ見ていて気になった…。

いやいや欲張ってはいけない…そう思いつつも踊りのキレの悪さがどうも気になったのだ。

なので、ある日、ついつい言ってしまった。

「これって漁師さんの踊りでしょっ!そんなヘナヘナ踊っていたら、大きなマグロは取れないよ!」と。

『あっ、しまった!…』

そう思った時には、後の祭り。

駄目出しをやっちゃいけない、と肝に命じていたのに。。。

ところが、この駄目出しは、うちの子供には功を奏したようである。

「そうか、おおきい魚を取るぞ!」

そう言って身振り手振りを大きく動かして、息子が踊りを踊り始めたのです。

この日以来、息子の踊りは激変する事になったのだ。

今、何をやらされているのか、なぜやらされているのかを理解しないまま、素直に行動を起こしてくれたら親としては扱いやすいし、どんなに楽だろうと思う。

でも、うちの子供のように上手く行動してくれない場合は、丁寧に解説してあげると大きく変わる事があるのだ。

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子供のファンになる!

子供のファン

『子供は褒めて育てよ』

一時期よく言われていた事だけど、これって結構漠然とし過ぎて私にとっては、わかりにくい。

具体的にどうやって褒めるのだ。

出来た時に子供を褒めるのは、どこの親だってしているはず。

でも、その具体的な褒め方は、人それぞれ。

うちの場合は、「すご〜い!格好いい!」とか「すご〜い!〇〇ライダーみたい!」等のように褒めている。

子供が4歳までは、「よく出来たね。えらいね。」等のように褒めていた。これはこれで、子供は満足そうにはしていたのです。

ところが、うちの場合は、次に繋がっていかない事が多かったのだ。

ある時、子供がまるでアイドルであるかのように、「わ〜、格好いい!◯◯ライダーみたいで素敵!」と言い方を変えてみたのだ。

わざとらしいこの言い方、抵抗のある方も多いかと思いますが、意外と効果てきめんだったのである。

あれ⁈うちの息子ですか?

驚くママ

運動会当日、いよいよ本番だ。

家でも練習してきた効果は出せるのか。

私まで緊張してしまっていた。

しっかり頼むぞ!

カメラのファインダー越しに祈るような気持ちで子供の姿を見守る。

いよいよ、息子のクラスの番になった。

息子は、少し緊張した顔。

私が手を振るが気付いていない様子。

曲がかかり、息子のクラス全員が踊り出す。

『おぉ、踊ってる、踊ってる。その調子!』

祈るように息子の姿を見つめる私。

曲の一番の盛り上がりを見せるところにきた。

めいいっぱい踊っている息子。

ふと周りを見ると、クラスのお友達より元気に踊っているように思えた。

おそらく周囲のお友達と同じぐらい元気なのだろうが、息子は体が大きい分、そう感じだのかもしれない。

『あれが、あの棒立ちだった息子、我が息子ですか⁉』

心の中で、神様に感謝するとともに思わず涙が出てしまった。

保育園最後の運動会、こんな達成感を感じる事になるとは。

運動会で活躍する

もしも、うちの子供のようなお悩みをお持ちのお母さん、お父さんの参考になれば嬉しいです。

最後まで読んで頂いてありがとうございます。


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