「ママ、ありがいるよ」
「くもの巣に何かかかってる!」
子供は、小さな虫やお花等、日頃大人では気付きにくい足元の世界に良く気付きます。
大人に比べて、子供の視線は低いので、そういった世界が大人に比べて身近に感じるのでしょう。
空はマクロの世界
「あっ!今日は満月だね〜」
「あれ、入道雲かな?」
私が子供に空の状態について話しかけると、初めて気付いたかのような表情で空を見上げます。
「えっ?どこ?どこ?」
そのようなやり取りを通して、子供と空の様子について、いつも話題が盛り上がります。
親としては、ミクロの世界にも関心を持ってほしいけれど、マクロの世界もミクロと同様に関心を持ってほしいものです。
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マクロの世界が身近に感じる
空の世界、はたまた宇宙の世界は、大人にとっても遠い世界です。
なかなか幼い子供が身近なミクロの世界と同じようにマクロの世界に興味を持つのは、難しいのです。
そこで私がおすすめしたいのが、地球儀なのです。
うちの場合は、地球儀の空気ボールを購入しました。
遊びながら、理解していってほしい事を願って。
この地球儀のボールは、うちの子供には大当たりでした。
遊びながら、「日本はどこだっけ〜」と言いながら興味を持っている様子です。
その前に国旗に慣れ親しんでいたので、その国がどこにあるかという興味は自然と出てきたというのが大きかったのですが、子供は喜んで地球儀のボールに触れていました。
お月様って
地球儀があると、宇宙を身近に感じる事が出来ます。
「おつきさまは、どうして暗い時しかいないの?」と子供から聞かれた事がありました。
「明るくなる朝には、お月様はお休みなさ〜いって隠れちゃうんだよ」と説明しましたが、なんかよくわかっていない様子の子供。
『まだ、幼児には難しい話しだよね』と思いながら諦めていました。
ふと、目に入った地球儀のボール。
『あ〜、これ』と思い地球儀を使ってもう一度説明したのです。
「地球儀の周りをお月様が回っているんだよ」とお月様に見立てた小さなボールを地球儀ボールの周りをグルグル回って見せました。
子供は、その事によって少し理解してくれた様子でした。
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ミクロの世界からマクロの世界
それからというもの、子供は空もよく見るようになったのです。
「見て!わたあめの雲がいっぱいだよ」
「明るいけれど、お月様がいるよ」等。
マクロの世界である空の様子をよく見る事は、脳の活性化にも良いのです。
ミクロの世界と違い、手に触れる事の出来ない世界です。
その為、自然とスケールの大きい想像力が鍛えられるようになるのです。
明るくなったからお月様は見えないお月様は、日本じゃないところに行っているのかな?
白い雲が広がって大きくなっている誰が運んできたのかな?等。
これは実際に、うちの子供が想像して私に話ししてくれた事です。
足元の世界と同じくらいに空のような大きな世界に興味を持つ事は難しいですが、今後の子供の成長にもきっと役立つと信じています。
まとめ
スケールの大きなマクロの世界を意識する事で、子供の物事に対する考え方の幅も広がります。
時には、間近で見るミクロ的に物事を捉え、時には、一歩下がって客観的にマクロ的に物事を捉えられる能力を少しずつ養っていく事は、子供の成長にはとても大切であると思います。
ミクロの世界が自分自身なら、マクロの世界が自身以外の人というように、色々な見方、考え方が出来る基礎を養う努力は、これからもしていきたいと思います。
帰り道等、お子さんと一緒に空を見上げてください。
それまでにはなかった会話の幅がきっと広がりますよ。
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