うちの子供は、4歳になったばかりの頃に自転車を乗りこなす事が出来るようになりました。
しかも補助なしです。
うちの子供の運動能力は、もともと高いとは思えなかったので、正直、驚きました。
最初は、ストライダーから
3歳の時に、ストライダーを知り合いから頂いたので、近くの公園に行ってよく練習していました。
練習といっても、ストライダーは、誰もが簡単に乗りこなせてしまうので、うちの子供も気に入って、公園内をグルグル走らせて遊んでいました。
ストライダーは、足で地面を蹴り走り進める事が出来るのですが、蹴り方によっては、かなりスピードが出るので、人がほとんど来ない公園で遊ばせていました。
うちの子供は、このストライダーで遊ぶ事が大好きでしたが、理由として、
①子供自身のタイミングで走らせる事が出来るという点。
②スピードがある程度出るので、風をきる爽快感とちょっとしたスリル感が面白い。
これらの理由により、毎週末、「ストライダー、やりたい」と言ってパパと公園へ出かけていきました。
何回か一緒に、私も公園に付き添った事があるのですが、子供の様子を見ていると、左右にバランスを保ちながら、上手に走り進めているのです。
ただスピードが少し出ると、体がやけに左右に振れて、見た目に危なっかしい様子ではありました。
そんな感じで走り進めているからなのか、何度もストライダーから落ちた、と言って膝や肘に擦り傷を作って帰ってきた事がありました。
ストライダーで遊ぶような時には、必ずヘルメットを着用させるようにしていましたが、少々怪我は、覚悟しなければなりません。
ストライダーにすっかり慣れきった頃、パパがクリスマスプレゼントに自転車を買ってきたのです。
もちろん補助付きです。
子供は、「サンタさんから、もらった自転車に乗りた〜い」と見た瞬間、好反応。
早速、近くの公園に行って、その自転車を走らせました。
ところが、子供は「つまらな〜い」と言って、一旦家まで戻り、自転車からストライダーに乗り換えてしまったのです。
どうやら、子供が思ったようにスピードが出ないのと、ストライダーよりも足の力を入れなければならないので、思うようにならないからのようです。
せっかくのクリスマスプレゼントは、家の前にしばらくの間、放置された状態になってしまったのです。
反面、ストライダーは、この年の冬の間中、大活躍でした。
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ストライダーから始めて良かった!
その翌年の春になって、いとこの子供と遊ぶ機会があった時の事です。
そのいとこの子が、スイスイと上手に自転車を補助なしで乗りこなしていました。
いとこの子供は、5歳で、最近乗れるようになった、との事でした。
「Sちゃん、ずいぶん上手なんだね〜」と褒めていたら、
うちの子供が「Kちゃん、乗れるよ」と言い出したのです。
あまりにもせがむので、いとこの子に自転車をかしてもらい、いきなり補助なし自転車に乗る事になったのです。
そしたら、乗った瞬間こそ最初、よろめきましたが、なんと‼︎こいでいるではありませんか?
「えー!乗れた!補助なしだよ!」と私もパパも思わず拍手しました。
その日を境にストライダーは、すっかり放置状態になり、子供は自転車ばかり乗って遊ぶようになりました。
また、その後、保育園の体操の時間でも、体操が得意になったのか、よく先生に褒められるようになりました。
ストライダーだけのおかげとは、言いませんが、バランス感覚を養うのに、ストライダーは貢献しているように思います。
ただストライダーにしても、自転車にしてもスピードを出すのは、幼児にとってはかなり危険です。
まだまだ心配は尽きなさそうです。