「お腹いっぱい」
「おやつなしだよね?」
『ご飯を完食しなければ食後のおやつは食べれない』
うちの子供と私とのご飯における約束。
うちの子供は、ゼリーが大好きなのです。
ご飯はあまり食べないのに、大好きなゼリーについては目がなく、放っておくといくらでも積極的に食べてしまうのです。
この約束事を決めてからは、しばらく効力を発揮して、ご飯を完食してくれていました。
まさに『馬の鼻先に人参をぶら下げる』方式です。
でもいつからか、だんだん毎日は、効力を発揮しなくなってきたのです。
「お腹いっぱいだから、ごちそうさま〜」と言って、おもちゃで遊び始める。
そんな日が度々出てくるようになりました。
ご飯<おやつ<おもちゃ
だからといって、おやつと同じようにおもちゃも制限したとしても同じ事がおきるのではないか。
では、どうしたらいいのでしょう。
私の希望としては、ご飯をちゃんと食べてほしいのです。
子供から出たやる気のサイン
ある夜、子供が「ママ、食べれないから、ミートボール2個でいい?」と聞いてきた事があったのです。
私は、思わず「駄目だよ、ちゃんと食べて」と答えてしまったのです。
子供は、「じゃ、いらない。お腹いっぱい〜ごちそうさま〜」と言い、おもちゃで遊び始めました。
その時私は、『しまったー』と心の中で反省しました。
子供が交渉してきたのです。
ご飯を食べようという前向きな気持ちが少し出てきていたのに、その気持ちをそぐような態度をとってしまったのです。
もしかしたら、半分ぐらいなら食べてくれたのかもしれなかったのです。
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子供のやる気を引き出す
反省した私は、次回子供から交渉してきたら、乗ってあげようと思いました。
ですが、しばらくの間、子供からあの時のように交渉してくる事はありませんでした。
「お腹いっぱい、ごちそうさま〜」と子供が言ってくる時に「半分でも食べてみようよ」と答えてみたのですが、駄目でした。
子供からの自発的な気持ちがないと駄目なんだな、とあらためて反省した次第です。
それから1ヶ月ぐらいしたある日、子供から「食べれない、人参だけでいい?」と聞いてきたのです。
『この時を待ってました!』とばかりに私は嬉しくなって子供の側にかけより、「半分食べれたら、完食という事にしていいよ」と答えました。
子供は一瞬考えてから「半分食べれたら、ゼリー食べてもいいの?」と言ってきたので、「いいよ」と快く了承しました。
子供は、「やった!」と言い半分ほどのご飯を完食してゼリーを食べていました。
まとめ
子供にご飯を食べてもらう為には、以下の3つの事が大切です。
⚫️ご飯は、少しでもいいので毎回必ず食べさせる事をお母さんが常に意識を持つようにしましょう
⚫️子供から食べる量等について交渉してきたら、その交渉には乗ってあげてください
⚫️子供が、交渉して量を減らしている時と差をつける為、完食出来た時は、おおげさに褒めてあげましょう
私は今のところご飯時には、上記3つの事を心がけて子供に対処しています。
これで毎日、完食するようになったかと言われれば、まだまだな状況ですが、以前に比べてご飯を食べる量は増えました。
大人だって、気分によって、体調によってご飯を全部食べられない時があります。
子供だって同じなのです。
お子さんが、ご飯の量等について交渉してきたら、それはもっと食べてもらうチャンスなのです。