うちの子供は、私に似て内股なのです。
そのせいなのか、よく転ぶ。
私も幼い頃、よく転ぶ子供でした。そんな癖があるからか、私自身、大怪我をしてしまった経験もあります。
自分の子供にそんな経験だけはさせたくない、心からそう願っています。
なんとか直してあげたいけれど、でも、どうしたらよいのか。
先生のアドバイス
悩んでいた頃、ちょうどうちの子供が通っていたのが幼児教室。
幼児教室の先生に、レッスンとは関係ない事とはいえ相談してみる事にしたのです。
先生は、快く応じてくれました。
『一本線を引いて歩かせてください』とアドバイスしてくれたのです。
一本線は何でも良いそうで、テープを貼りつけても良いし、長めの長方形の板を置いても良いとの事でした。
その線の上を歩く練習を積み重ねてくると、体のふらつきが少なくなり重心がとれてくるそうです。
体の重心がとれてくると、歩いたり走ったりしていて体がぶれる事が少なくなり転びにくくなるというのです。
スポンサーリンク
線の上を歩く練習
早速、家で歩く練習をしてみる事にしました。
床にビニールテープを貼って、子供にその上を歩いてもらいました。
なるほど、線の上を歩いている子供の様子を見ると、フラフラ体が左右に動き不安定です。
私も内股の為、同じ練習をした方がいいのかなと思い、その線の上を歩いてみました。
なんてことない真っ直ぐに線の上をスタスタ歩けました。
まるで、ファッションショーのモデル歩きのようで、歩いてみたら思わず笑ってしまいました。
この線上歩き、毎日は、練習出来ていませんでしたが、床にテープは貼りっぱなしだった為、子供も思い出したようにたまに練習していました。
それから、1年ほど経ってうちの子供が4歳になる頃には、ほとんど転ばないようになりました。
うちの子供は、保育園からの帰り道、花壇の縁によじ登って、縁の上を歩くのが大好きでした。
以前は、私が子供の手を掴んであげてないとすぐに縁から落ちちゃっていたのです。
それなのに、いつの間にか一人でバランスをとって縁をスタスタ歩いていたのです。
体の真ん中に軸が通っているかのように、みていても安定感があるのです。
もちろん、成長していくにつれて自然と身に付いたところもあるでしょうが、線の上を歩く練習は、その時期にさせてみて本当に良かったと思います。
まとめ
転びにくくする為には、体の重心を安定させる必要があります。
その為の体づくりには、体の神経が中心に集まるような動きを繰り返すと効果があるようです。
線の上を歩く練習は、単純な運動ではありますが、体の左右のバランスを保つ練習をするのに最適です。
バランスのとれた体でいると、大人でも病気をしにくくなると言われています。
うちの子供の内股は、結局直ってはいませんが、走ったても歩いてても安定した動きがとれています。
内股が直るような事が出来たら、皆さんに報告させて頂きますね。