今、気象予報士からタレントになる人も多くなってきましたよね。
普段見ているテレビに自分も出てみたい!子供がそう思うのは当然ですよね。
中でも天気予報の解説をしているお姉さんを見ると、格好いいなと憧れる子供も多いようです。
気象予報士の仕事
テレビで天気予報を解説している気象予報士は、天気を予測する為に現在、気象状況がどうなっているのかコンピュータ等で調べます。
現在の風の強さ、方向、気温等を調べ、その後天気がどう変化するか天気図や予測数値データを使って予測していきます。
予測した天気の情報をテレビを見ている視聴者にわかりやすく伝える為のデータや言葉を考えたり事前準備を入念に行います。
ただ天気は常に変化してしまいます。事前にいくら入念に準備していても、番組が始まる直前に天気の状況が変化してしまう事もあり、そうなると事前に準備していたものをすべて変更しなければ、なりません。
その為、番組が終わるまで気が抜けない緊張感があるのです。
スポンサーリンク
どんなお子さんが向いている
気象予報士の仕事に向く子は、絵を描く事が好きなお子さんが向いていると思われます。
日頃から、空を見上げて雲の流れや形を見て、その変化を楽しんだり、お花や昆虫等を観察して写生したり観察力の高いお子さんは、気象予報士の仕事においても、その観察力が活かせると思います。
気象予報士になるには
気象予報士になるには。まずは気象予報士試験に合格しなければなりません。
その後、テレビ局等に就職する事になります。
ちなみに気象予報士試験の受験資格には年齢制限がないのです。
過去には、13歳で合格した受験者もいるようです。
試験には、学科試験と実技試験があり、いずれも筆記形式で行われます。
試験科目は、気候の変動や気象現象を問う予報業務の一般的な知識問題。
気象災害や数値予報等の予報業務の専門知識問題。
局地的な気象の予報や緊急事態の対応等を問う実技問題。
70%以上の正解率で資格を取得出来るようです。
気象予報士の年収
気象予報士の年収は、どのぐらいもらえるのでしょう。
就職先によって年収に差があるようですが、平均550万ほどになると言われています。
あらゆる職業を総合しての平均年収が450万ほどと言われていますから、こうした事を考えると良い職業だと言えそうです。
また、テレビ等メディアで活躍すると、年収800万を稼ぐ人もいるようです。
なんだか夢がありますね。
華やかな業界の裏側
お天気お姉さんは、毎日テレビに出て、たった数分のお天気の解説をするだけで、なんか楽そうでいいな!なんて一見思ってしまう仕事ですが、その華やかな業界の裏側は意外にも大変なようです。
テレビ局に勤める気象予報士の場合、当然の事ながらテレビに出ている時だけ仕事をしているわけではありません。
ニュースで読まれる天気予報の予報情報の資料を作成したり、原稿を作ったりもします。
実際にニュースで流れたオンエアをチェックし、予報情報が視聴者にわかりやすく伝わっているかを確認します。
テレビに出る場合でも、入念な事前準備をしなければなりません。
本番の前にオンエアの構成や原稿を作り、本番で説明する為の天気図や天気マークをどうするのか考え、専門スタッフに注文したりします。
本番後には、オンエアのチェックはもちろんの事、他局の天気予報もチェックします。
どんな業界でも大変な事はいっぱいあります。
人気のある職業については、その仕事に就くまでにも苦労したりします。
でも大切な事は、お子さんがやりがいを感じれる仕事であれば親としては嬉しい事ですよね。
お子さんの夢を応援しましょう。
子供の夢が叶いますように。