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ルービックキューブでパパの背中を見せて


昔、一時ブームであった『ルービックキューブ』。

今は、知育グッズとして、おもちゃ売り場や、本屋、ネット上等でも販売されています。

ある日、パパが「買っちゃった」と嬉しそうに小袋を持って帰ってきました。

買ってきたのは、昔懐かしい『ルービックキューブ』でした。

「ちょっとまだ難しいんじゃない?」子供用に買ってきたのかと思った私は、そう言ったのです。

「自分用だよ」と苦笑いしているパパ。

旦那が、自分用のおもちゃを買ってくるのは珍しいな、とは思いながらもさほど気にせずにいました。

パパ、すごい!って言わせましょう

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その日から、仕事から帰ってくると、ルービックキューブを右に回してみたり、左に回してみたり考えこんでいる旦那の姿を度々、見かけるようになりました。

「パパ、Kちゃん、やってみたい!」と、パパが思考錯誤している様子を子供がみて、やりたがるのです。

パパから、貸してもらった『ルービックキューブ』を子供が、同じように右に回したり、左に回したりするのですが、やがて、飽きて放り投げる。

さらに『ルービックキューブ』の面がグチャグチャな色になり、パパが頭を抱えこむ。

これは、いつものお決まりのパターンでした。

なかなか、面を1色に揃える事さえ出来ないので、パパもこれは諦めるのかなぁと思っていたのです。

ところが、パパは諦めず『ルービックキューブ』を度々、トライしていました。

そんなある日、『ルービックキューブ』をやり始めてから、1ヶ月ぐらい経った頃でしょうか。

ひとつの面が1色に揃ったのです。

子供は、すぐに気がついて、「パパ!揃ったよ!すごい!」と私に知らせに来てくれました。

子供は、パパがずっと思考錯誤している姿を良く見ていたようで「パパね、いっぱい回してダメなんだけど、出来た!出来た!」と嬉しそうに報告しにきてくれました。

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子供は、親の背中を見て育つ

考えてみれば、子供に、パパの頑張っている姿をあまり見せる機会って少ないですよね。

パパは、日頃はお仕事を頑張っている事が多いご家庭が多いと思います。

でも、その普段の仕事をしている姿を子供に見せる事は出来ません。

子供の運動会等で、リレーに参加する等して、頑張っている姿を見せるのも良いとは思います。

だけど、毎日、コツコツ頑張る姿を親が手本となって見せるのは、子供に必ずいい影響があると思います。

頑張る姿を見せるのは、何でも良いと思うのですが、『ルービックキューブ』という玩具は、子供から見ても日々、頑張っている姿が見えやすいし、わかりやすいアイテムなので、おすすめです。

ちなみに、旦那は、購入してから1年後、『ルービックキューブ』の全面を揃える事が出来、子供は、本当に大喜びしていました。

「パパ!すごいよ!」

そんなパパの姿が、やがて子供のやる気につながりますように。

後日談

そして、これには、後日談が出来たので、こちらの記事を更新させて頂きます。

現在、うちの子供は、6歳になった。

先日、「ママ!出来たよ!」と言って、持ってきたのは、パパのルービックキューブ。

よく見ると、なんと!うちの子供が持っていたルービックキューブの一面が、揃っているではないか。

「あれ?ルービックキューブは、面白くないって言ってなかったけ?」

そう子供に声をかけると、照れくさそうに笑って見せていたのでした。

「どうして、出来るようになったの?」

私は、かつて興味を示さなかったうちの子供がルービックキューブをやれるようになったのか、不思議でならなかった。

どうやら、パパも飽きて、放置されていたルービックキューブが、最近になって子供の目にとまったようだ。

そして、何となくやってみたくなったようで、パパに教えてもらったようなのでした。

見よう見真似でやっているうちに一面揃える事が出来るようになったようなのです。

まだ一面しか出来ないけれど、以前の子供から比べると大きな成長です。

ルービックキューブは、頭脳を鍛えてくれるおもちゃでもあります。

子供に、このようなおもちゃで遊ばせたい時には、まずは、パパの背中を見せるというのは、有効な方法である事を体感したような気がします。

ルービックキューブも、知育玩具のひとつです。

手先をたくさん使う知育玩具は、成長盛りの子供の頭を鍛えてくれそうな素敵なものも多く、子供には、少しでも多くの知育玩具に触れていってほしいですよね。

子供の頭が良くなりますように。


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