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小学一年生、文章題が苦手になる前に


子供に宿題をやらせていて、最近気になる事がある。

それは、文章題だ。

出たー!

実は、私自身も文章題が大変苦手で、とても苦労した覚えがある。

何回も、問題文を読むのだが、問われている意味がわからず、頭を抱えてしまう事もしばしば。

そんな経験があるからか、子供が文章題でなかなか解けないでいる様子をみると、とても心配になってしまうのです。

あ〜、私に似たのか?

どうか、そんなところは似ないでくれ〜。
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なぜわからない?

そもそも、なぜ文章題がわからないと感じてしまうのだろうか。

その答えは、ひとつ。

『文章の意味がわからないから』からなのです。

そして、なぜ、文章の意味がわからないのか。

『語彙が不足しているから』なのです。

とまぁ、ここまではよく教育関連の書籍には書かれてありますよね。

ただ、今、まさに子供の勉強を見ていて感じるのです。

理解に至らないのは、単なる語彙の不足だけではないと。

もうひとつの大きな原因は、『経験不足』なのです。

それって、どういう事なのか。。。
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文章題は、日常生活の一部

文章題って、どんな感じの問題か思い出せますか?

たとえば、例題を下に挙げます。

《例題1》

Aくんが、あめを5個持っていました。そこにBさんが遊びに来て、Aくんにあめを3個あげました。今、Aくんは、何個のあめを持っていますか?

《例題2》

りすさんが、ビスケットを6個持っていました。そこにねずみさんが、ビスケットを8枚持って遊びにやって来ました。りすさんとねずみさんは、同じ数になるように、分け合う事にしました。それぞれが、何個ずつビスケットを持っていますか?

もうお気付きでかしょうか。

そう、文章題は、日常生活の一部なのです。

日常生活の中でおこりうる些細な経験不足によって、文章題で問われている意味が想像しにくいのです。

例えば、兄弟がいれば、当たり前のように、お菓子をあげたり、分け合ったり等、ちょっとしたコミュニケーションの経験が文章題を解く時に役立つのです。

また、一人っ子のお子さんで兄弟がいない場合には、そうした経験が不足しがちなので、友達同士やいとこ同士等で、そうしたコミュニケーションをはからせるようにして、たくさん経験させるようにするのです。

人とのコミュニケーションの中で、算数脳はどんどん鍛えられるのです。
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問題集も併用して

では、経験をたくさんしているから良いかと言うと、それでも完璧とは言えないのです。

日頃から、よくコミュニケーションがとれているお子さんでも、文章題で扱われるような状況あるいは場面を必ずしも経験するわけではないですよね。

そこで、問題集も併用するのが、おすすめです。

私がイチオシなのは、『つまずきをなくす算数文章題』というタイトルの問題集です。

カリスマ家庭教師、『中学受験は親が9割』の著書で有名な西村則康さんが執筆している問題集で、各学年ごとに基礎から応用までの質の高い問題が揃っています。イラストが大きくわかりやすいので、文章題の苦手になりそうな我が子には取り掛かりやすいようです。

こうした問題集を使って、問題を繰り返し解く事で、不足している経験を補う効果を期待出来るのです。

また、その他にも、人とのコミュニケーションの中で、経験した事って、あまりにも日常化しすぎて、記憶にしっかり残りにくいのです。

問題集を解く事を通して、『あ〜、そう言えば、昨日、Aさんとも、同じような事があったなぁ。』と、その記憶を思い出しながら、問題文を読むのです。

すると、問題文が言っている情景が思い浮かびやすくなり、問題を解きやすくなるのです。

そう、こうした過程を経て、初めて問題文で問われている事が理解出来るのです。
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それでも上達しないのは

コミュニケーションも十分取れているのに、問題集もやっているのに、なかなか上達しない場合は、やはり語彙力の不足というのが主な原因でしょう。

わかっているはずと思っていたような言葉が、実はよく理解していなくて、ある程度大きくなってから、その言葉を知らない事に気付いて、焦ると言う話は意外とよく伝え聞く話です。

語彙力をつけられるように、普段から気を遣う必要がありそうです。

今、どれくらいの言葉を知っているのか、確認する意味でも、参考書を活用するのは、おすすめです。

ちなみに私が現在、一番活用している参考書は、『4年生までに身につけたい言葉力1100』です。

言葉の意味を簡潔、わかりやすく記載されているので、子供にも説明しやすく助かっています。

一般的に文章題でつまずくお子さんは、多いようです。

文章題でつまずく前に、不足している知識をどんどん増やしていけるようにサポートしていきたいですね。

その努力が実るように、お互いに頑張りましょうね。

最後まで、読んで頂きありがとうございます。
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