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ひとりの世界に入っているのは、頭が良くなる子供


「アハハハ…ごめんなさいね。うちの子、ひとりの世界に入るとあんな感じで…」

たまにそんな言葉を耳にする事がある。

お母さんは、気まずそうにしているけれど何も恥ずかしい事ではないと思うのです。

それは幼い子供の場合、よく見られる事で、健全に問題なく成長している証しなのだから何も心配する必要もないのです。

ひとりの世界に入るのは

子供というのは、空想力が大変豊かです。

ひとりの世界に入る、というのはいわばごっこ遊びの延長線上にある遊びです。

友達と遊ぶ楽しさより、ひとりで空想の中で遊ぶ事が楽しい時期というのがあります。

お子さんの性格によって、早くに卒業してしまうお子さんもいれば、ある程度大きくなるまで、ひとり遊びをするお子さんもいます。

お母さん達の中には、ひとり遊びに夢中になっている我が子の姿を見て障害があるのでは…と心配される方もいます。

でも、それは障害ではありません。

確かに障害を持つお子さんが、そのようなひとり遊びをする事はありますが、色々な行動なり判断力なりに異常があり、色々な要素が合わさり障害と判断されるのです。

なので、安易に過剰な心配をしなくて大丈夫ですよ。

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空想力が鍛えられる

お子さんがひとりの世界に入っている事が多いなら、よく観察してみてください。

空想の中でお子さんが演じているのは、ひとりの人じゃない時もあります。

ひとりで2役、3役演じている時もあったりします。

また、独り言で効果音を言いながら演じる時もあります。

こうしている間、脳は鍛えられているのです。

空想するという事は、自分自身ではない他人を演じている事が多いのです。

自分じゃない為、その役の人物になりきるわけです。

そして空想の中ですから、おこる出来事も新たに登場する人物も子供自身が創造しなければなりません。

かなり空想力が鍛えられると思います。

読解力が増す

うちの子供が3歳の時に通っていた時の幼児教室の先生と、ひとりの世界に入る子供の話しについて話しした事があったのです。

というのも親戚の子が自分の子供がひとりの世界に入って遊ぶ時間が余りにも長いので悩んでいたからなのです。

先生の答えは意外なものだったのです。

ひとりの世界に入る事が好きな子供は、読解力が高い事が多く頭の良い子供の証しだと言うのです。

なぜ読解力…?と思いますよね。

空想の中で色々な役柄を演じる事をたくさん体験している子供は、絵本や本を読んだ時に、主人公の気持ちや登場人物な気持ちが良く理解出来る事が多いのだそうです。

ごっこ遊びの大切さについて、ご紹介した時にもひとり遊びは、人の気持ちが理解出来るようになるという点について、自分自身で気付いていた事ではありましたが、先生に言われてからは、確信に変わりました。

追伸

その後、親戚の子は、結局年長さんの年に、お遊戯会で主役の座を射止めて、10分に渡る長〜いセリフを完璧に覚えて演じきったのです。

ひとりの世界に入って遊ぶ事は、能力を高める意味でも良い影響がありそうです。

もしも、あなたのお子さんがひとりの世界に入って遊ぶ事に夢中になっているのなら、あたたかく見守っていきましょう。

脳の発達がより高まる事を信じて。


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