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レスポ

幼児教室のメリットとデメリット


子供が3歳になってから、学習系幼児教室に通わせてみました。

保育園で無料の送迎をしてくれるというので、親としてはありがたい。

学習系幼児教室には、以前から、興味があったのもあり、申し込める年齢になったらすぐに申し込みに行ったのです。

使用した教材

うちの子供が入会したのは、学研系列の幼児教室です。

教材は、入会時に一括で購入しました。

その教材というのが、ひとつひとつが、わりと重たく大きいのです。それを2ヶ月に1回の頻度で教室に持っていかなければならないのです。

これはちょっと大変でした。

特に雨の日、傘をさしながら重くて大きい教材を濡らさないかように持っていくのは、少しストレスを感じました。

『教材ぐらい、置かせてよ』と、心の中でよく叫んでいました。

教室のある、その施設では、様々な習い事が行われている為、私物を置けないという教室の諸事情があったからなのです。

教材については、よく考えられていて『子供の頭を育てる』という観点では素晴らしいものでした。

《購入した教材》
☆絵合わせパネル
☆絵合わせカード
☆木製積み木ブロック
☆時計の読み方(本)
☆ソフトブロック等

その他、毎回レッスン中で使用する教具、プリント教材、宿題用プリント教材がありました。

レッスン料金が約11.000円と高めの料金でしたが、レッスン時間が1時間20分(ずいぶん中途半端な時間だなって思いましたが)と、たっぷり行ってくれる為、料金相応かな、と思います。

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宿題のやらせ方

毎回、プリント3枚の宿題が出ました。

3枚だから、すぐ出来ちゃうな、もっと多くてもいいのに、と最初は高を括っていたのです。

でも、いざやるとなると、なかなか手こずるのです。

3歳の子供を席に座らせて、プリント作業をさせるというのが、こんなにも大変だったとは…(うちの子供だけかもしれませんが)。

プリントで指示されている問題文は、私が読んであげておりました。

数秒の事なのに、それすら待ってくれません。

椅子に座りながら、クネクネ体を動かしたり、落ち着かない様子で、手に持ったクレヨンで、勝手に書き出してしまう事も、しばしば。。。

「そこに書いちゃダメだよ、ここから、この点線をなぞるんだよ!」などと言おうものなら、子供は、ふてくされて席を外してしまいます。

気が向かなくて、おもちゃで遊び始めてしまう、そんな時も度々ありました。

正直、『あ〜あ、面倒くさい!』内心そう思う事はしょっちゅうありました。

実際に、思わず声に出してしまう事もありました。

それでも、時間がその都度かかっても、なんとか椅子に座らせて、宿題を一緒にこなすようにしたのです。

気分にムラがあり、やる気がある時には率先してやろうとしますが、ない時には当然、集中力が持たず、すぐに飽きてしまいます。

そういう時には無理にやらせようとはせず、その日は何も出来なかったとしても、おしまいにしました。

そして、日をあらためて再度、「一緒に宿題やろうよ」と声をかけていました。

そうすると、気分が少し向けば、前日あんなに興味を示さなかったのが嘘のような態度で宿題に取り組んでくれたのです。

また、うちの子供の場合、『一緒に…』と声をかけてあげるのも良い反応を示していました。

一方的に押し付けらるより、2人でやろうよ、とした方が大人である自分自身もやる気が出ますものね。

レッスンのすすめ方

レッスンは、1時間20分と長めの時間をとってのレッスンですが、カリキュラムは、たくさん盛り込まれていて、子供が飽きるなんて事はないままに進められていきます。

ある日のレッスンを例にとると、

5分: 挨拶

先ず、靴を脱ぎ、上着をハンガーにかけさせて、席に着かせます。先生は、促しますが手をかすような事は、しません。

その後、先生が「これから、レッスンを始めます、今日は、誰と来ましたか?お昼は、何を食べましたか?」等、先生が質問をし、子供が、その質問に答えるやりとりがあり、「今日も一日、宜しくお願いします」と、お互いに挨拶をして、レッスンが始まります。

10分: おはじき、マカロニ落とし

ここで使う教材は、先生のものを毎回、おかりして行っていました。

お箸で、マカロニや、おはじきを1個ずつ、つまませて箱へ移すというワークです。

うちの子は、まだお箸が扱えなかったので、お箸で数個つまんだ後は、小さなスプーンでマカロニを救っていました。

5分: 想像ゲーム

小さな巾着の中に、ホチキスや、のり、ボール等を入れて中に入っているものを子供に想像させるゲームです。

うちの子供は、これが得意だったようです。

子供が想像しやすいように、先生もあえて、身近なものを巾着に入れてくれていたみたいです。

20分:ワークブック

プリント形式のワークブックを子供にやらせます。先生が問題文を一緒に読んでくれますが、基本的には子供に読ませていました。

この時間の間にやってきた宿題の採点をしてくれます。

15分:音読

2ヶ月に一回、絵本を頂けたのですが、その絵本を使って子供に音読の練習をさせます。

先生と一緒に声を出して読んでいました。

当時はひらがなを読むのがやっとでしたので、かなりゆっくり読んでいましたが先生は子供のペースに合わせてくれます。

20分:購入した教材を使って遊ぶ

2ヶ月に一回、入会時に購入した教材を使って遊ばせてくれました。

最初に遊び方を教えてくれて、子供は教えられたように遊びます。

「こんな形を作れるかな?」と課題を与えながら先生は、基本的には見守っています。

5分:帰りの挨拶

その日にやった事を先生が子供に振り返らせます。

「今日は、◯◯やったよね?その次は、何をしたかな?」等。

挨拶をしてレッスンは終了します。

まとめ

メリット

⚫️長い時間、椅子に座って先生の話を聞く事が段々慣れていくうちに出来るようになる

⚫️色々な知育教材を使って遊ぶので、子供の頭を活性化させる事が出来る

⚫️宿題をやる習慣が身につく

デメリット

⚫️週に一回のレッスンなので、通わせた効果を期待する事は出来ない

⚫️宿題を子供にやらせる為、親の労力の負担が大きい

⚫️費用が高い

幼児教室に一年通いましたが、通わないよりは通わせた方がメリットの点から良いと思いました。

でも、通うのであれば効果はあまり期待せずに通わせた方がいいと感じます。

また、子供の成長段階をみて、通わせるタイミングを考えた方が良いと思います。

うちの場合は、もうちょっと年齢が上になってから通わせても良かったかな、と思います。

幼児教室には、様々なカリキュラムがあり、とても良いものが多くあります。

ですが、子供がそれをこなせるだけ成長していないと、そのカリキュラムの効果も半減してしまうと実感したからです。

実際、幼児教室を退会してしばらく時間が経ってから、うちの子供は、幼児教室で使った教材を夢中で遊んでいました。

幼児教室に通っていた頃には、なかなか上手く出来なかった事が、何の苦もなく出来るようになり自信がついたようです。

もしもお子さんを幼児教室に通わせる場合には、タイミングをみて通わせてあげてくださいね。


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