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出したおもちゃを、片付けなさい!と言わなくても良いのです


うちの子供、出したおもちゃを片付けないのです。

いつもそうだったのです。

うちの子供が大好きなミニカー。

箱をひっくり返して、中に入っているミニカーを全部出す。

そのミニカー達を私の布団の中、部屋の隅っこに隠すのです。

毎晩、寝る前に、

「ママと一緒に片付けよう」

と声をかけ、出したおもちゃを片付けるのです。

実は、かつておもちゃの数が多くなってきた頃、当初私は、

「おもちゃを片付けなさい!」と子供に怒りながら声をかけていたのです。

怒られた直後は、しぶしぶ子供は片付けます。

でも、しばらくするとまた、おもちゃを箱から出して遊び始めるので、私が気付いた時には、部屋におもちゃが散らかし放題。

「片付けなさい」じゃなくて「一緒に片付けよう」

どうしたら、いいのだろう。

そこで、「片付けなさい」と言うのをやめてみたのです。

当然、言われなくなったので、子供は、やりたい放題です。

部屋は、あっという間に、ゴミ屋敷ならぬゴミ部屋のようになってしまいました。

『あ〜、言いたい!』こらえて、こらえて…ふと思いついて言ってみた。

「一緒に片付けようよ、ママは、ミニカーを片付けるから、Kちゃんは、電車のおもちゃを片付けてくれる?」と私。

すると、「いいよ〜」と快く承諾してくれたのです。

私が「どっちが早く片付けられるかなぁ?」と言うと、

「Kちゃん、はやいよ!」と一生懸命手を動かす子供。

やる気を出してくれた事に内心びっくり。

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自分で片付けられるよ

これ以来、私は、子供に都度「一緒に片付けようよ」と声をかけて片付けるようになったのです。

そんなある日のこと、「そろそろ寝る時間よ」と私が言うと、子供がおもむろに出していたおもちゃを片付け始めたので、私も一緒に片付けようとしたら、

「Kちゃんだけで、片付けられる!」と子供が言うのです。

すべてのおもちゃを片付け終えると、

「みて、みて。ぜ〜んぶKちゃんが片付けたんだよ」と。

もちろん私は、「えらいねー」と褒めてあげました。

その時から、子供一人で片付ける光景は、度々見かけるようになりました。

やれやれ、良かったと思っていたら、

実際、子供一人で片付けた日は、たいてい、何かのおもちゃは、片付けられていなく中途半端な状態なのです。

その為、子供が寝た後に、片付け損ねたおもちゃを私が片付けていました。

全部片付けなくていいのです

いつも、いつも子供が寝た後に、残ったおもちゃを片付ける事は出来ませんでした。

日中の仕事やらなんやらで、私も子供とともに寝てしまう事もありました。

ですから、そのような日は、片付け損ねたおもちゃは、出しっ放しのままで翌日を迎えてしまいます。

そんな日が続いた時には、ちょびっとずつ、片付け損ねたおもちゃがたまっていき部屋が少しずつ散らかっていきます。

どういうわけか、前日片付け損ねたおもちゃを、翌日片付ける時に片付けてくれると思いきや、子供が、その日に遊んだおもちゃだけ片付けようとしているようなのです。

「一緒に片付けようよ」と声をかけて一緒に片付けたり、子供が寝た後に、私が片付ける事でたまに綺麗な状態にしていたのです。

が、どうやら、その状態は子供にとって必ずしも良い、とは言えなかったのです。

部屋が綺麗すぎると、子供がおもちゃで遊ばない日が出てきたのです。

毎回ではありませんが、遊ばない日があったので、

そのような日に、「今日は、おもちゃで遊ばないんだ」と私が声をかけると、

子供は、部屋を眺めて、「うん、いいや」と言うのです。

そこで私は、試しに普段子供があまり触れないおもちゃを数個、おもちゃ箱から、出した状態にしておきました。

すると翌日、その中のおもちゃからひとつ選んで遊んでいたのです。

また、もう一回試してみました。

やっぱり出しておいたおもちゃから選んで遊んでいました。

何回か試してみたのですが結果は同じ。

おもちゃは、もともと出しやすい形にしているのですが、それでも出ているおもちゃから先に選んでいるようなのです。

なので、私の経験としては、

『一緒に片付ける事で、片付ける習慣は身に付くけれど、全部のおもちゃをきちんと片付ける必要はない』と感じています。


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