我が家は、狭い。
よく、芸能人のご家庭では、部屋の壁一面に、子供が絵を書く為のスペースを用意している、とテレビで見る事がある。
そんな優雅な子育てスペースがある家に住みたかった。
でも現実は。。。
私も働きに出ているので、平日、子供と一緒に遊ぶ時間もほとんど確保出来ない状況だ。
それでも、この幼少期にいっぱい、いっぱい絵を書いて欲しいと思っているのです。
というのも、絵を描くと右脳が発達すると言われています。
右脳が発達すると、物事の情報処理能力、記憶力、空間認識能力、ひらめく力等の能力が上がると言われています。
そんな能力を高めてくれる絵は、子供も描く事が大好きです。
どうせなら、その大好きな絵を子供が、書きたいだけ思う存分、描かせてあげたい、と思っていました。
最初は、落書き帳に絵を描かせていましたが、どうしても、落書き帳からはみ出して描いてしまうのです。
その為、落書き帳の下に、新聞紙や広告等を敷いて描かせていたかですが、子供の筆圧が強くて、すぐに紙がよれてしまうのです。
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広いスペースに描く絵は、子供の世界
そんな時に、たまたまおもちゃ売り場で見つけたのが、『お風呂でも描けるクレヨン』でした。
その名のとおり、お風呂で使ってもお湯だけで、すぐに消えるのです。
子供は、大喜びでお風呂の壁に絵を描いていました。
最初の頃には、壁の片隅だけに描いていた絵も、いつの間にか、壁いっぱいに絵を描くようになっていました。
壁に描く絵は、電車や飛行機が多いのですが、描いている内に、先生やお友達を描くようになりました。
そんな絵は、たまにはその日にあった出来事だったり、子供の夢だったりしたのです。
なので、描かれた絵を見ると、
「今日は、給食でトマト食べたの?」と私。
「うん、そうだよ。えんていで、とったトマトを食べたんだ」とうちの子供。
こんな風に、子供とのコミュニケーションをはかれる良い時間にもなりました。
ひらがなを覚えてくるようになると、描いた絵の間に、文字を書くようにもなってきました。
遊びながら、自然と文字を書く練習をしているので一石二鳥です。
描く絵も、だんだん少しですが、上達したように思えます。
もうちょっと高度な事をやる時には、
子供が「このロケットが、ズドンと上にむかいまーす。」と言うように、
描いた絵に動きをつけながら、説明をしてくれるような時もあります。
たまにですけどね。
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蜜蝋が使いやすい
そのお風呂でも使えるクレヨンには、色々なタイプのものが販売されているのです。
私は、最初、主な成分が石鹸のものを購入したのです。
ところが、石鹸タイプのクレヨンは、描いているそばから、クレヨン色が溶けて、絵がにじんでいくのです。
その為、子供がひとつの絵を描きおえる頃には、何の絵だか、さっぱりわからない状態になっています。
人の顔を描く時には、おばけに見えてしまう事もありました。
その代わり、シャワーで軽くシャーっと流すだけで、簡単に綺麗に消えてくれるのです。
ただ、子供が描いている時に、よくポチャンと湯船にクレヨンを落とすのです。
その度に、クレヨンが少しずつ溶けてきてしまい、だんだんクレヨンの形を成さなくなりました。
その為、石鹸タイプのクレヨンは、グチャグチャになって使えないので、最後まで使いきる事が出来ずに、捨ててしまっていました。
次に購入したのは、蜜蝋が主な成分のクレヨンです。
蜜蝋のクレヨンは、にじむ事もありません。
湯船に落としても、溶ける事もありません。
その為、私は、ずっと蜜蝋タイプのものばかり購入しています。
ただ、蜜蝋タイプにも大きな弱点があります。
それは、描いた絵を長時間放置しておくと、消えにくくなってしまう事です。
たいていお風呂を出る時に、スポンジで軽くこすり落とすのですが、
パパと子供が先にお風呂に入り、その後しばらくして私がお風呂に入ろうと、風呂場の壁に絵が放置された状態のままになっている事があるのです。
そんな時には、少し力を入れてゴシゴシ擦らないと、消えてくれません。
一度だけ、いつも購入していた蜜蝋タイプのクレヨンが売り切れてしまって、水遊びで使える成分が同じ蜜蝋タイプのクレヨンを購入した事がありました。
お風呂も、水遊びも似たようなものだから、大丈夫だろうと思い、購入したのです。
が、これが大失敗‼
そのクレヨンで描かれた絵を消そうとしても、なかなか消えないのです。
石鹸をつけても、お風呂用洗剤を使って擦っても、なかなか消えません。
化粧を落とすオイル性洗顔料で、なんとか落ちましたが、もしも購入される際は、気を付けてくださいね。
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