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レスポ

砂時計で時間感覚をつけよう


朝は、時間がないのです。

ついつい、子供を急かしてしまいます。

でも、肝心の子供は、自分のペースでのんびりと食べています。

保育園に出かける時間は、いつも決まっています。

「後、5分で出る時間になるよ、早く食べてね」と私。毎日、同じセリフを言っています。

どうしたら、早く食べてくれるのでしょうか?

子供に、時計の針で教えてみました。

でも、『5分』という時間的概念が、ちゃんと理解出来ていない様子でした。

砂時計は、わかりやすい

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ある日、雑貨屋さんに立ち寄るようじがあり、目にしたのが『砂時計』。

見た瞬間、これだ!と思い、早速、購入しました。

購入した砂時計は、5分間で全部の砂が落ち終える砂時計。

子供は、4歳にして初めて砂時計を見たのです。

「何、これ〜?おもしろ〜い」となかなかいい感じの反応。

次の日の朝、早速、この砂時計を使い、子供に言いました。

「この砂時計の砂が、ぜんぶ落ちるまでに食べるのよ!」と。

子供は、じーっと、砂が落ちていく様子を砂時計を覗きこむようにして見ていました。

「あれ?まだ食べてないの?砂、全部落ちちゃったよ」と私。

はっとしたように、我に返った様子でご飯を食べ始めた子供。

そんなやり取りが2週間ぐらい経ったある日、

「ママ、砂時計がおわる時、あのながいはりが5回、まわるんだよね。」と子供。

時計の読み方は、まだ4歳では、なかなか理解しきれないようで諦めていました。

それが、少しですが、『時間』の感覚を理解してくれたのです。

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時間は過ぎていくもの

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大人にとっては、説明するまでもなく、当たり前のように理解している『時間的概念』。

何も知らない子供が、いきなり『時間』とは、どういうものなのか理解するのは、難しいのです。

時計の針が、5回、まわると5分が経ちます。

砂時計を購入する前は、これを何度となく理解してもらおうと、子供に教えたのです。

でも、「5回、ジャンプしたら、5分になるの?」とか、

「5こ、ヨーグルトをたべたら、5分なの?」など。

『5』という数字が頭の中に、強く残ってしまい、なかなか『時間』を理解させる事が出来なかったのです。

それが、砂時計の砂が、上から下へ落ちて流れていく様子を見る事で、『時計の針が回る』という事が、『砂が流れ落ちていく』という事に上手く結びついたようなのです。

その事で『時間は、過ぎていくもの』という時間的概念を理解し始めたのでした。

私自身は、そのようにして時間的概念を理解したわけではありません。

知らず知らず理解していたのです。

ほとんどの人が、そうだと思います。

あえて教わらなくても、日常生活の中のちょっとしたものを見たり感じたりする事で理解していくものなのだと思います。

うちの子供も、焦らず心配なんかしなくても自然に身についていくのだと思います。

でも、少しだけでも早く『時間は、流れてもいくもの』という時間的概念が理解出来ると、ママとのコミュニケーションの幅が広がり、子供との会話も楽しくなるものだと実感しました。

まだ砂時計の砂が落ちるまでに食べ終える、という当初の目的は、実現出来ていません。

でも、少しずつ砂時計を横目に見ながら、食べるスピードは、早くなってきているようです。


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